男女別の健康診断を回避せよ!
こんにちは、シンです。
今回は、新年度につきものの健康診断についてです。
これにもトランスジェンダー特有の悩みがついてまわります。
それをいかにして今まで回避してきたかを書いていこうと思います~
東大の健康診断
東大の健康診断は保健センターという組織が管轄しており、駒場では正門杯ってすぐ左、本郷では龍岡門の近くにある。
また、健康診断には三種類ある。
1. 新入生健康診断
2. 学生定期健康診断Ⅰ
3. 学生定期健康診断Ⅱ
の3種類である。
新入生健康診断は学部の新入生対象で、学生定期健康診断Ⅰはそれ以外の新入生(大学院の新入生とか)対象、学生定期健康診断Ⅱはそれ以外の学生対象である。
1. 新入生健康診断
新入生健康診断は4月の頭に行われ、性別によって指定された時間に行かなくてはいけない。
実は性別違和を理由に時間をずらしてもらうことは可能らしいが、僕はそれを知らなかったので女子枠で行かざるを得なかった。女子まみれの中めっちゃ浮いてて勘弁してほしかった。
検査項目がそこそこ多いので、時間はそれなりにかかった。
検査項目に何があったかあまり覚えていないが、胸部X線と心電図では上半身脱がされた気がする。
2. 学生定期健康診断Ⅰ
これについてはあまり情報が無い。ごめん。
3. 学生定期健康診断Ⅱ
最も多くの人が受けるのがこれだろう。
学内ネットワークから保健センターのホームページを開いて予約するのだが、時間帯は男女別で分けられている。
しかし、これは保健センターに電話をかけることで回避可能である。
他の人がいないときに健康診断を受けることができる。
電話を掛け、性別違和を理由に個別で健康診断を受けたい旨を伝えると、名前と学生証番号を聞かれ、いつ、どのような対応で健康診断を受けるか希望を聞かれる。
代表的な対応として、
1. 正規の時間帯の前後に受診する
2. 正規の日程終了後に別日で受診する
の二つがある。
1. 正規の時間帯の前後に受診する
正規の時間帯が9:00~15:00だとしたら、8:45または15:15に受診するということ。
2. 正規の日程終了後に別日で受診する
健康診断の最終日が6/5だとしたら、6/6以降に受診するということ。
ただし、このパターンだと別途書類を提出する必要があり、指導教官のサインが必要になる。基本的に休学していたり、留学から帰ってきた人が利用することを想定されているからだ。
指導教官と書いてあるが、別に指導教官ではなくて、所属している学科、研究科の職員であれば問題ないらしい。
健康診断の内容としては、身長、体重、あとなんか忘れた。
ただ、胸部X線があったことだけは覚えている。上半身脱がされるので、抵抗がある方は注意。
ちなみに、健康診断は受けなくてもいい。
よく進振りに際して、
「健康診断を受けないと留年する」
みたいな言説が垂れ流されたりしているが、そんなことはない。
でも、せっかくの権利を行使しないのはもったいないので僕は毎年受けている。
後で病院行く羽目になる方が嫌だしね。